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春走り
夕暮れのブランコ
レースのカーテン
灰色の眼
針の雨
距離感
時期はずれの休暇
アクア
夜明け
白熱灯
白日夢
ピアノ
「過去」を抱きしめる
西陽の想い出
みどりの話
ある女性の死
『みどりの話』
さよなら。心の中で告げた瞬間、今まで大事に育ててきた、小さな白い花を、掌で、くしゃっと握りつぶしたような気がした。
私には、白い花が大きく育つような、温かい「みどり」が足りなかったのかもしれない。
1989 春
初出 文集「みどりの話」
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